〒573-0063 大阪府枚方市走谷2丁目31番1号 BOUCLIER HIRAKATA 5F

受付時間
09:00~18:00
※日・祝・夏季休暇・年末年始を除く
アクセス
京阪電車 光善寺駅から徒歩10分

フルハーネス講習とは?

【フルハーネス特別教育】は、高所作業を行う際に必要なフルハーネス型墜落制止用器具(フルハーネス)の適正な着用方法や取り扱い方、安全対策、および関連する法規について、より詳細かつ実践的な知識や技術を身につけることができる講習です。

本講習では、実際の高所での作業シミュレーションやアドバイスなどを通じて、より実践的にフルハーネスについてのスキルアップが可能です。

また、講習終了後には、フルハーネスの取り扱いや保管方法など、より詳細な知識を身につけることができます。

 

この講習は、安全衛生法に基づき(法定の「特別教育」に該当)、特に高所作業に携わる作業員は必須の講習となっています。講習修了後には、終了証が発行されますので、就業先での業務において、証明書を提示することで、より高い信頼性を得ることができます。

 

当社では、フルハーネス特別教育の開催を定期的に行っております。
詳細な日程や申し込みについては、お問い合わせください!

高所作業の事故例

高所作業における事故は、その後遺症が残るものが多く、業務にも大きな影響を与えます。

以下は、フルハーネス特別教育を受講することがなぜ重要かを示す事故例です。

  • 足場の崩落による転落事故
  • 落下防止用具(フルハーネス)の不適切な使用による転落事故
  • 作業中の高所からの転落事故
  • 作業台車の転倒事故

フルハーネス特別教育を受講することで、これらの事故を未然に防ぐことができ、業務の安全性を確保することができます。

対面講習のメリット

  • 実践的なスキルアップが可能です。講師は、実際に高所作業を経験している専門家です。講義だけでなく、実際の現場での作業シミュレーションも行います。
  • 詳細な知識を身につけることができます。講習では、高所作業の安全性に関わる法律や規則、さらには事故例なども学べます。
  • 実際の高所での作業シミュレーションやアドバイスを提供します。講習終了後には、高所作業に関する疑問点や不安な点を相談できる窓口もあります。
  • 講習終了後、その日のうちに終了証が発行されます。終了証の取得により、高所作業におけるスキルや知識を正式に証明できます。このため、信頼性が高まり、仕事における有利な立場を築けます。

受講対象者・対象業種と具体的な作業

  • 地上2メートル以上の高さで作業を行う場合。これは、足場や建物の上など、高所での作業を含みます。
  • 高所作業で墜落のリスクがある作業。特に屋根、橋梁、ビルの外壁など、安定しない場所での作業は墜落の危険があります。
  • 足場が不安定な場合(たとえば、傾斜地や不規則な地面)、作業中にバランスを崩す可能性が高くなるため、フルハーネスが必要です。
  • 高所で重い物を持ち上げたり、積み込んだりする作業。荷物の重さが作業者のバランスを崩す原因となるため、墜落防止策が必要です。
  • 高所作業車や足場車を使用する場合。これらの機械を利用して高所で作業する場合、フルハーネスの使用が義務付けられています。
  • 板金工事、塗装工事、電気工事、足場工事など、高所での専門的な作業を行う場合。これらの作業は特に墜落のリスクが高く、教育が必要です。
  • 高所に設置された機器や装置の点検や保守作業もフルハーネスが必要です。特に高い場所での作業が発生するため、墜落防止策が求められます。
  • 高所作業が発生する現場の現場監督や管理者。安全な作業環境を確保する責任があるため、高所作業の危険性や適切な安全対策についての知識を持っていることが求められます。

建設業

  • 鉄骨組み立て作業
    高所で鉄骨を組み立てる際、墜落のリスクが伴います。フルハーネス型器具の装着が必須であり、その使用に際しては特別教育が必要です。
  • 足場の組立・解体作業
    足場の上で作業を行う場合、高さが2メートルを超えることが多く、墜落のリスクがあるため、フルハーネスの着用が義務付けられます。
  • 高所での塗装・修繕作業
    壁や屋根の外装工事、塗装、修繕などの作業も地上2メートル以上の場合はフルハーネスを使用します。
  • 建設現場でのクレーン作業
    クレーンの吊り荷に関連する作業で、高所に登って行う点検や修理、荷物の取付・取り外し作業が該当します。
  • 屋根工事・屋根修理
    屋根の上での作業は高所での作業に該当し、墜落防止のためフルハーネスを使用することが必要です。
  • 橋梁工事
    橋の建設や補修に伴う高所作業、特に橋桁の組み立てやメンテナンス作業が挙げられます。
  • 煙突やタワーの建設・メンテナンス
    高層タワーや煙突、通信塔の建設および保守点検作業は、特に墜落リスクが高いため、フルハーネスが不可欠です。
  • 仮設工事
    仮設ステージや仮設の観覧席、照明・撮影機材の設置など、高所での作業においても、フルハーネスの使用が必要です。
  • 高所作業車を使用した作業
    高所作業車に乗り込んでの作業(電線の点検・修理や窓清掃など)では、落下防止のためにフルハーネスの着用が求められます。

設備工事業

  • 電気設備の設置・メンテナンス
    高所にある電気設備(照明、配電盤、変圧器など)の取り付けや保守点検作業。電柱や高架上の電線の敷設や修理も該当します。
  • 空調設備の設置・修理
    大型空調設備(エアコン、換気システムなど)の設置・修理・保守点検で、建物の高層部分や屋根に設置されることが多い作業。
  • 配管工事
    高所にある水道管、ガス管、排水管などの配管設置や保守作業。ビルの外壁や天井裏などの作業が対象です。
  • エレベーター設置・保守作業
    高層ビルやマンションでのエレベーターの設置作業や定期的なメンテナンス時の高所作業が該当します。
  • 通信設備の設置・メンテナンス
    通信アンテナや中継器、インターネット関連の装置の設置作業。特に高所に設置される場合や、ビル外壁での作業が対象。
  • 消防設備の設置・保守
    スプリンクラーシステムや非常用照明、火災報知器などの設備を高所に取り付ける作業。ビルや工場の高所に配管や装置を設置する場合が含まれます。
  • 給排水設備の設置
    高所に設置される給排水設備(タンク、ポンプ、配管など)や、天井裏の配管に関わる作業。
  • ソーラーパネルや発電設備の設置
    ビルや建物の屋根にソーラーパネルを設置する作業や、再生可能エネルギー設備の設置、修理作業。
  • ボイラーや大型機械の設置・保守
    工場やビルの屋上や高所に設置されるボイラー設備、大型機械の設置および点検作業が該当します。

塗装工事業

  • ビルや高層建物の外壁塗装
    ビルやマンションなどの高層建物の外壁を塗装する作業は、通常足場を組んで行われます。高所での作業が必然となるため、フルハーネスの着用が必要です。
  • 橋梁塗装
    橋梁の塗装作業も高所で行われることが多く、墜落防止のためにフルハーネスを使用することが義務付けられています。
  • 工場や倉庫の屋根塗装
    大型施設の屋根や高い天井部分を塗装する作業もフルハーネスが必要な作業です。特に、傾斜がある屋根では墜落の危険性が高まります。
  • 足場を使った住宅外装塗装
    住宅の外壁や屋根の塗装でも、足場を使うことで地上2メートル以上になる場合はフルハーネスの着用が必要です。
  • タワーや煙突の塗装
    高さのあるタワーや煙突の塗装作業では、墜落のリスクが特に高いため、フルハーネスが必須です。
  • 高所作業車を使用した塗装
    高所作業車に乗り込んで外壁や看板などを塗装する場合、2メートル以上の高さで作業を行うためフルハーネスの使用が義務付けられます。
  • 共施設や構造物の塗り替え
    公共施設(学校や体育館など)の高い部分の塗装、スタジアムや大きなホールの内外装の塗り替え作業も対象です。

解体工事業

  • 高層建物の外壁や屋根の解体
    高層建物やマンションの外壁、屋根部分の解体作業では、足場を使用したり高所で作業を行うことが多く、墜落のリスクが伴うためフルハーネスが必要です。
  • 鉄骨構造物の解体作業
    鉄骨や構造物の高所での解体作業は、特に安全面が重要視されるため、フルハーネスの使用が義務付けられています。
  • 足場を使用した解体作業
    足場を利用して建物の上部を解体する際、墜落の危険があるため、フルハーネス特別教育を受けた作業員が必要です。
  • 橋梁やタワーの解体
    橋梁やタワーの解体作業は高所で行われることが多く、墜落リスクが高いため、フルハーネスの使用が必須です。
  • 煙突や工場の大型施設の解体
    高さのある煙突や工場の大型施設の解体では、高所での作業が伴い、墜落防止のためにフルハーネスの着用が求められます。
  • 高所にある機械設備や構造物の解体
    ビルや工場内で高所にある機械設備や構造物の解体作業もフルハーネスを着用して行う必要があります。
  • 解体後の残骸処理や撤去作業
    高所に残された建材や構造物の撤去作業でも、地上2メートル以上の高さで行う場合はフルハーネスの使用が必要です。

足場工事業(とび・土工工事業)

  • 足場の組立作業
    建物や工事現場で足場を組み立てる際、高所での作業となるためフルハーネスの着用が必要です。特に、2メートル以上の高さに足場を組む場合や不安定な作業環境での作業が該当します。
  • 足場の解体作業
    組み立てた足場を解体する際、墜落のリスクが伴います。解体作業時にも高所での作業が多いため、フルハーネスが義務付けられています。
  • 吊り足場や移動式足場の設置・解体
    吊り足場や移動式の足場を設置・解体する作業も高所で行われるため、墜落防止のためにフルハーネスが必要です。
  • 高層建築物の足場設置
    高層ビルやマンションの建設現場での足場の設置・解体作業は、高所作業となるため、フルハーネスを使用して作業を行う必要があります。
  • 仮囲いの設置作業
    建設現場での仮囲いの設置作業でも、2メートル以上の高さでの作業が発生する場合は、フルハーネスの着用が求められます。
  • 橋梁やタワーの足場組立・解体
    橋梁やタワーなどの大型構造物における足場の組立・解体は、特に高所での作業が多いため、安全のためにフルハーネス特別教育が必要です。
  • 鉄骨建方に伴う足場設置
    鉄骨建築における高所での足場設置や鉄骨の建方作業は、墜落防止のためにフルハーネスを使用する必要があります。
  • 足場を使った高所作業の支援
    他の作業(塗装、電気工事、配管工事など)のために足場を提供する際、高所作業の支援を行う場合にもフルハーネスが必要です。

造園工事業

  • 高木の剪定作業
    高木(高い木)の枝打ちや剪定作業では、樹木に登るか、はしごや高所作業車を使用して高い位置で作業を行います。2メートル以上の高さになる場合、フルハーネスの着用が必要です。
  • 高所での植栽・伐採作業
    公園や庭園での高木の植栽や伐採作業において、高所作業車やはしごを使用して2メートル以上の高さで作業する際、墜落防止のためフルハーネスを使用します。
  • 高所作業車を使用した作業
    高所作業車を使用して木の剪定や景観維持のための作業を行う場合、2メートル以上の高さであればフルハーネスが必要となります。
  • 斜面での植栽や保護作業
    斜面や傾斜地で植栽や地固めなどの作業を行う場合、高さが2メートル以上になる場合や不安定な作業環境では、フルハーネスを使用することが義務付けられます。
  • 公園施設や橋梁付近の樹木の管理作業
    公園の施設や橋梁の近くに生えている高木の管理や剪定作業でも、高所での作業が伴う場合はフルハーネスが必要です。
  • 竹林や高木密集地の管理
    竹林や高木が密集しているエリアの手入れや伐採作業では、高所作業が発生することがあるため、フルハーネスを使用します。

土木工事業

  • 橋梁工事の高所作業
    橋梁の架設や補修作業では、橋の上部や側面での高所作業が伴い、墜落リスクが高いため、フルハーネスの使用が求められます。
  • 高所での足場設置や解体
    土木工事での構造物の建設や補修における足場設置作業も、2メートル以上の高さになる場合、フルハーネスの使用が義務付けられます。
  • ダムや河川工事における高所作業
    ダムや河川の土木工事では、高所での作業が発生する場合があり、この際に墜落防止策としてフルハーネスが必要です。
  • トンネル工事での高所作業
    トンネル内の高い場所での作業や、トンネル外部の高所作業(トンネルの入口周辺など)でもフルハーネスの着用が必要となります。
  • 擁壁工事の高所作業
    斜面や山岳地帯での擁壁(ようへき)工事において、足場や高所作業車を使用して作業する場合、フルハーネスが必要です。
  • 傾斜地での工事
    山や斜面での土木工事では、高さのある場所や足場が不安定な場所での作業が多く、墜落の危険があるため、フルハーネスを使用します。
  • 高層構造物の基礎工事
    高層ビルやタワーの基礎部分での作業でも、高さのある場所で作業を行う際はフルハーネスが必要です。

板金工事業

  • 屋根の板金作業
    建物の屋根に板金を施工する際、高所での作業が伴います。特に傾斜のある屋根での作業は墜落のリスクが高く、フルハーネスが必要です。
  • 外壁の板金作業
    建物の外装に金属パネルや板金を取り付ける作業も、高所作業が発生する場合があります。2メートル以上の高さで行う場合はフルハーネスの使用が義務付けられています。
  • 屋根の補修作業
    屋根の補修や修理作業も高所で行われるため、特に古い建物や大規模な建物では墜落防止のためにフルハーネスが必要です。
  • 雨樋の設置・修理
    雨樋(あまどい)の取り付けや修理作業も屋根付近で行われるため、高所での作業ではフルハーネスが求められます。
  • 天窓や換気装置の設置作業
    天窓や換気装置を屋根に取り付ける際、高所作業となるため、墜落防止策としてフルハーネスが必要です。
  • 建築物の高所部分での外装板金工事
    高層ビルやマンションの外装部分での板金工事も、2メートル以上の高さで作業する場合はフルハーネスが必要です。

運送業

  • トラックの荷台での作業
    トラックの荷台に積み込む際、荷物の上げ下ろしを行う場合や、荷物を積み込むために荷台の上で作業を行うことがあります。このとき、2メートル以上の高さに達する場合はフルハーネスが必要です。
  • 倉庫や配送センターでの高所作業
    倉庫の中での棚に上がる作業や、高所に設置された貨物を取り扱う場合、特にパレットを積み込む際には高所作業が発生するため、フルハーネスが求められます。
  • 貨物の取り扱いでの高所作業
    機材や設備の保守点検、貨物の積み替え作業を行う際に高所で作業する場合、墜落防止策としてフルハーネスの着用が必要です。
  • 配送中の高所作業
    建設現場や工事現場での運送業務を行う場合、高所作業車を使用して物品を運搬することがあります。この際に2メートル以上の高さで作業する場合、フルハーネスが必要です。
  • トレーラーの荷台の設置・解体
    トレーラーの荷台に上がって作業を行う場合も、2メートル以上の高さでの作業となることがあるため、フルハーネスの使用が求められます。

講習のお問い合わせはこちら

受付時間:9:00〜18:00(土日祝を除く)

定休日 :日・祝・夏季休暇・年末年始